蝉時雨 (短歌)

蝉時雨(せみしぐれ) かんかん照りで 夏雲や

なんや梅雨明け しとったんかい!








*梅雨明けの頃に発表しようと思っていたんですが、あまりにも駄作だったので掲載を控えました。

 「蝉時雨」 「かんかん照り」 「夏雲」 「梅雨明け」 と、俳句なら季語を複数使う季重ねという禁じ手(笑)を4つも重ねたというか、夏に関連する言葉を並べただけという安易な歌を詠んでしまい、恥ずかしさで赤面。

 しっかし、俳聖といわれる松尾芭蕉や小林一茶も季重ねの俳句は多数ある。

 
 本来、短歌は自分が見たもの、感じたものを詠むもの。

 気象庁が梅雨明け宣言をしていなくても、かんかん照りの天気が続いて蝉が鳴き出したら、梅雨明けだ。

 気象庁も 「実はあの時 、梅雨は明けていました」 と、後になって発表するのが毎年の慣わし。。。












投稿者:庵祖兄





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[ 2016/09/26 11:06 ] Menu:16 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(0)

我が家の竹

我が家の竹_1
Photo by Kuronoichi


我が家には小さな竹藪があります。


 父親が椿を買ってきて植えたら、土の中に竹の根のかけらが入っていたらしく、勝手に繁殖してしまいました。

 一応、タケノコも食べられます。(取り立ててうまいものでもないですが)


 さて、春に、この竹が一本敷地外のあぜ道に生えてきました。

 通行の邪魔になることは明らかです。

 そこで、タケノコの段階で先端を折り、成長させないようにしました。





我が家の竹_2

 
で、しばらくして出来あがったのがこれ。


 枝がなく、幹から直接葉が生えているように見えます。

 これに触ると髪の毛がフサフサになるという言い伝えが、ついさっき出来ました。 タケ(多毛)ゆえに。

 
 ちなみに僕の髪はフッサフサです。フッサフサ。

 家族に髪不足で悩んでいる者は一人もいません。 いやあスゴい御利益ですね。

 
 誰か? お賽銭持って触りにこないかな?












投稿者:クロノイチ

[編集長-ひとりごと]

 ここ数年、薄毛への恐怖と戦っている僕にとってはウソでもワラでも、つかみたい・・・

 ああ、お賽銭持ってタケにタッチしにい行きたい~~~





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特大家族 終章 カオスの予感  その3 "完結" (小説)

一時間後、「覇斗の誕生日を祝う会有志一同」は一階エレベーター前休憩所に集結した。


 茉莉花が準備したテーブルワゴンの上にはケーキの箱やポット、飲み物のペットボトル、スナック菓子、フルーツ、食器類が所狭しと置かれている。


「揃ったわね。行くわよ」

 楓がそう言うと、松之進が怪訝な表情をした。












投稿者:クロノイチ





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[ 2016/09/14 23:47 ] Menu:16 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(0)

特大家族 終章 カオスの予感  その2 (小説)

「あれ?」

 
 どこかでオルゴールの音がする。トロイメライのメロディー。まず南花が最初に反応した。


「── 茉莉花、あんたの電話、鳴っとるよ」

「あ、カバンの中」

 ドアの近くに投げ捨てられたようになっていたショルダーバッグの中から、茉莉花は愛用のスマートフォンを取り出した。












投稿者:クロノイチ





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[ 2016/09/13 17:56 ] Menu:16 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(2)

特大家族 終章 カオスの予感  その1 (小説)

平野茉莉花は、帰りの車に乗るまで一言も口をきかず、ずっと何かを胸の奥で必死に押さえつけているような強張った表情をしていた。

 
 平野南花が運転する古びた国産ワゴンには、平野家の一家五人が乗り込んでいる。茉莉花の隣の花梨花が真剣に姉を気遣ったが、なんの反応も返ってこないため、おろおろして落ち着かない。


「心配すんな。トイレだよ、トイレ。どうせ体育館でしそびれたんだろ」

 松之進が大声で茶化すと、茉莉花が 「馬鹿……、違うわよ……」 と目に涙を浮かべながら呻くように呟いた。












投稿者:クロノイチ





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[ 2016/09/12 18:33 ] Menu:16 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(0)

特大家族 第三章 マケナイデ、ゼッタイカッテ  その15 (小説)

童人形が、うつ伏せの三白眼ジョーズを慎重に狙う。

 
 三白眼ジョーズは避けない。ギリギリまで接近された時、初めてノソリと動いた。方向は右でも左でも上でもなく、下である。


 三白眼ジョーズは自らの頭を覇斗の人指し指の下へ潜り込ませていた。

「え!」

 楓の全身に鳥肌が立った。












投稿者:クロノイチ





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[ 2016/09/11 23:48 ] Menu:16 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(0)

特大家族 第三章 マケナイデ、ゼッタイカッテ  その14 (小説)

楓が覇斗の方へ向き直った。太陽のように明るい笑顔である。覇斗は胸がジーンと熱くなるのを感じた。


 どこか喉の辺りに締めつけられるような感覚があり、自分の鼓動が急に大きくなったような気がする。楓の美しい顏から目が離せない。


「助けてくれて、ありがとう」

 覇斗は近づいてくる楓に向かって、やっとそれだけ言った。












投稿者:クロノイチ





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[ 2016/08/31 23:00 ] Menu:16 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(0)

特大家族 第三章 マケナイデ、ゼッタイカッテ  その13 (小説)

覇斗のクール・リーディングは、相手が同調してこない場合でも、そのまま基本的な攻防の構えとして用いられる。


 その状態から相手のどのような動きにも的確に対処できるような訓練を積んできたのだ。

 
 それゆえ楓の攻撃は、覇斗にカウンターを取られないギリギリのレベルを狙っていた。無茶をせず、トリッキーな動きで覇斗の意識を散らすところに重点を置いている。

 楓が覇斗に勝つ時のパターンは幾つかあるが、ほとんどは親指の長さの優位性を生かしたものだ。












投稿者:クロノイチ





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[ 2016/08/29 23:00 ] Menu:16 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(0)

特大家族 第三章 マケナイデ、ゼッタイカッテ  その12 (小説)

モニターにはちょうど準決勝第一試合のハイライトシーンが映し出されていた。

 
 窮地に立たされた楓が、大逆転の一本勝ちをもぎ取るまでの一連の場面だ。


「よく勝てたもんだわ。やっとやっとだったわね」

「お互い大苦戦だったな」

「二人とも決勝に出られて本当によかった。これであたしの願いが三分の一ほど叶ったわ」

 楓が感慨深げに覇斗を見る。












投稿者:クロノイチ





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[ 2016/08/26 23:00 ] Menu:16 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(0)

特大家族 第三章 マケナイデ、ゼッタイカッテ  その11 (小説)

ブザーが鳴った瞬間、楓は落胆と怒りが入り混じった複雑な表情でモニターを見つめていた。


 そして、微かにホッとした顏をしたかと思うと、次の瞬間、もう不機嫌そうに眉を顰めている。目の前の現実をどうにも受け入れ難い様子だった。


「よう、もう喋っていいか?」

 松之進が律儀にお伺いを立てる。












投稿者:クロノイチ





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[ 2016/08/23 23:00 ] Menu:16 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(0)