昨年からの「食」に対するマスコミ報道に対し、て多くの主婦の方々から「安全で安心な食べ物を」との声をあちらこちらで聞くようになった。 食品偽装や中国食品は残念ではあるが、良識を取り戻したとして良しとしたい。
しかし、まだまだ「食」に関しては問題多しで、その最たるものは学校給食であると想像する。
私の亡き母は昭和八年生まれで、大和橿原の地において戦争中の幼年時代を過ごしたと言う。
当時は学校給食などもちろん無く、昼を告げる鐘と共に自宅に走り弁当を取りに帰ったものだと話していた。
もちろん弁当といっても現在のような絢爛なそれでは無く、日の丸に沢庵。
真っ白く塩吹いた鮭がある日は大ご馳走だと聞いていた。貧しくも幸せな時代である。
翻って現代日本ではどうか。そもそも学校給食制度とは、戦後アメリカにおいて過剰供給の小麦粉がだぶつき、家畜の餌にするもまだ余り、苦肉の策として日本の児童に給食制度を押し付けたという。
したがって、未だパン食主体の学校給食は自らの国の児童を「アメリカの家畜以下の存在」として認めているに他ならない。
これほど屈辱的な事例はあろうか?
その一方で政府は相も変わらず、米余りの故の減反政策を推進しておる。
これほどバカバカしい政策を政府自民党及び公明党は、いつまで続けるつもりであろうか。
学校給食制度は私自身は必要であると思うし、更に大阪府の橋下新知事の中学校全給食制度は、もっとも支持出来る政策であると感じる。
問題は中身である。日本人の子供として育てる為には日本の米を食べ、四季を通じた季節の食材を出し、そして大地と太陽の恵みに感謝する。
それこそが道徳教育にも通じ、犯罪や虐めのない美しい国造りへの近道だと、感じるこの頃である。
以下、私事にて。
まだまだ冷たい風が日本列島を覆い、極端な寒がりである私にとって、目の前に春が見えているこの時期は一番辛い季節です。
しかし、道行くままに花壇や鉢植えを眺めていると、なるほど人間には計り知れない春の訪れを植物たちは察知しているのだなと、今さらながら自然の奥深さに思い至る次第です。
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