相変わらずチンコが勃たない毎日が、続いている。 私の睾丸は、すでに活動限界を突破してしまったのだろうか。
職場に女気、と言うか若い女性が一人もいないのも原因の一つかもしれない。
しかし、そんな左官屋みたいな厚化粧の女中のオバハンの中でも、マキさんという、和装の似合う細面の美人さんがいる。
声も透き通った綺麗な声でスタイルも良い。後ろ姿のうなじも色っぽく何より働き者だ。
口だけ達者の女中の中で、配膳に回された私とマキさんの間は急激に親しくなった。
嫌な仕事は互いに譲り合う女中達の中で、二人は次第に気心が知れ、お互いに気を使い合う仲になっていった。
そして私はいつの日か頭の中がマキさんでいっぱいになってしまうのであった。 しかし、この女性(ひと)が、あと十歳、いや五歳若ければ、と悔やまれてならない。
なにしろ、三十歳の息子さんがおられるというのだ。
その話を聞いても私の、このマキさんと一緒にいるだけで幸せな気持ちになる感情は、何なのだろうか。
しかもマキさんが休みの日なんか淋しくて切なくて、胸がキュンとなって仕方ない。
君に胸キュン♪ で、ある。
翌日、優しいマキさんの姿を見ると心強い。
優しさと切なさと心強さ、だ。
ある日の休憩後。 マキさんが「まったく、もう!」と怒っておられる。 どうしたのですか?と聞いてみると、昼休みに、寮の中でブサイクな壁塗り職人の女中達が聞くに耐えない様々な悪口を大声で喋り合っていると言う。
そこで、聞いているだけで疲れるマキさんは一人で近所の喫茶店にコーヒーを飲みに行くと言う。
そして、帰ると女中達が「マキちゃん、まだまだ若いなぁ。nao君とデートしてたんか。二人は仲が良いしなぁ」だと。
更にマキさんが居ないとなると大声で 「マキちゃんとnao君はデキてるねん。私は何でも知ってるねん」 と。
マキさんは言う。 「私とnao君はお互いに助け合う仕事の仲間なのに、どうして、あんな事言うの。nao君と私は仲間よねぇ」 と。
私は 「そんな下品な噂を流す人って元々が下品な性格な人ですから気にしないでおきましょう」 と言いながら...
「マキさん。私は貴女に仲間以上の特別な思いを、抱いているのだよ。」 と、そっと心の中でささやいた。
終業後。ユニットバスで入浴を終え、疲れた身体を横たえつつ ・・・ マキさんと私が...もしも... と、想像したら少しだけチンコが起きた気がした。
そんな妄想を抱きつつ、今日も夜はふけていく。
* 画像は、吉野山の温泉の淡水エイです。
投稿者: Nao
[編集長-ひとこと]
Naoさんの年上好みというのは、今に始まったわけではいので、これといってビックリはしないのだけれど、今回だけは、なんか特別っていう感じが伝わってくるね。
しかし、肉体関係になったらなぁと、妄想するNaoさんが、ちょっとカワイイぞ(笑)
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