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その78 清流

美山町の田舎道

 今年もまた、昨年に引き続き涼を求めて京都府南丹市美山町に行って来た。
 
 この町は「食、安全にして美味。水、清らかにして甘露。」と、本当に町ぐるみで手作りにこだわり続ける町なのである。

 まずは到着後、道の駅においてお弁当を購入する。これも完全な無添加なのであるが別段アピールする訳では無く原材料表示も極々シンプルだ。
 と言うより、そもそも添加物が存在しないのであろう。

 一行を河原に置いて来て私は以前から楽しみにしていた蕎麦をいただきに別行動をとる。

 この日は美山でも最高気温が35℃程の猛暑だったのだが、茅葺き民家の広間を開放したお店ではクーラーなぞなくとも充分に涼しく又、その空間でいただく茶蕎麦は食後もいつまでも爽やかな茶の香りが口中に漂い本当に充実した一杯であった。

 それにしても思うのが都会で食べるソバの不味さだ。別に鰹と昆布で出汁をとり醤油と味醂で調味するだけでよいものを何故に砂糖を大量に投与して化学調味料(味の素)ぶち込みくどいくどい味にするのか?

 おまけに肝心のソバときたら小麦粉の入れすぎでソバというより何か他の麺のように白み掛かっていて、ご丁寧に茹で方も下手くそなのでソバを食べているのかゴムを食べているのか分からなくなる時がある。

 それはそうとお腹を満たした後は河原に戻り、おたのしみの水遊びである。
 
 ここでも手作り弁当をつまみに地ビールをいただく。緑、清流に包まれた自然の中で化学薬品の入っていない食べ物をいただく。
 これこそが人間本来の生き方ではないだろうか?

 などと考えながら時間の許す限り遊び尽くす。隣接する交流館で入浴を済ませ民宿にチェックイン。

 実は電話予約の段階で一軒断られたのであるがその理由が凄い。「お盆で先祖さん達が帰って来て忙しいから、毎年お盆は民宿は休んでますねん。」と。

 確かにそれが正解だろう。お盆に遊びに行く我々が狂っているのかも知れない。

 チェックイン後、近くに滝があると聞いてので一人で散歩に行く。だれもいない田んぼの畦道をひとりてくてくと歩く。西陽が直接照り付け、いきおい汗が吹き出て来る。暑い。

 すぐ横には透明な清流が流れている。誰もいない。田んぼの真ん中。誰もいない清流。照り付ける太陽。

 気が付くと一人、全裸で泳いでいる私がいた...
                                                              続く


投稿者: Nao


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冷酒もいいでつな

ふむぅ・・・まるで物語を読んでいるかの如く、情景が頭に浮かびまつ。
続きが気になるでつ。
[ 2007/08/21 13:54 ] [ 編集 ]

勇気ある行動に脱帽!

最後は勇気ある行動ですね(^^♪
P・・・現在3位!
[ 2007/08/22 00:19 ] [ 編集 ]

夏休み?

こんにちは!
残暑の中、涼を感じさせていただきました。v-48
[ 2007/08/22 10:23 ] [ 編集 ]

大事なのは水です、水。何がなんでもきれいな水なくして人は生きていけません。
[ 2007/08/25 22:45 ] [ 編集 ]

去年の記事へのコメントです。

 写真を見ても、naoさんの文章を読んでも、この場所が素晴らしい事がひしと伝わります。
 naoさんと同じように、川遊び、川で泳ぐことが大好きな私は、この京都府南丹市美山町の清流で泳いで見たいと感じましたが、何せ私の住んでいる東北からは遠すぎる・・・
 naoさんのお住まいからは比較的近いかと・・・またここで泳いで元気になって下さいね。
[ 2008/07/19 17:58 ] [ 編集 ]

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