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その79 終焉

鶏 すき焼き

 一人、水遊びをひとしきり楽しんだら宿に戻り夕食をいただく。地鶏による真夏のすき焼だ。

 炭をいこし、たっぷりの野菜と共に地鶏の玉子にからめていただく。
甘い。「旨い」のはもちろんであるが新鮮な地鶏も野菜も玉子も「甘い」のだ。

 クーラーなぞ無い離れで、暑さも忘れてガツガツいただく。いきおい喉を潤すビールの量も増えて行く。
 やがて火照った身体を冷ましに一人、宴を抜け出す。

 外はまだまだ明るく、宿に接する河原に足を運ぶ。静かにひぐらしの鳴く河原で、昼間に買ったおむすびにかぶりつく。
 旨い。夕陽が落ちたほの暗い河原で、涼風を頬に感じながら、おむすびにかぶりつく。これほどまでの贅沢があるだろうか。

 おむすび二つを平らげて岩の上で横になる。(余談ではあるが「おにぎり」では無く「おむすび」と表記したのは米に対する感謝の念を表したいからである。「おむすび」の「むす」は「結ぶ」あるいは「産む」の意であり「ひ」は「霊」あるいは「神」であり、三角形は山を神とする形を表し、したがって「おむすび」と言う表現は、一つのおむすびが命を繋ぐ、あるいは神と繋がると解釈しても良いと感じる。大和言葉では「産霊(むすひ)」と書く)。

 暗くなるとふたたび宴席へと戻る。と、すっかり鍋は空っぽで、やはり美味しい物は早い(たいらげるのも)物だと実感する。

 食後は車を走らせて「美山アイス」を購入。とにかく食べてばかりの一日を終え涼やかに就寝する。

 明けて早朝、散歩をすませるとすっかり腹ペコである。日常、朝食を摂らない私もこの日ばかりは朝から三杯飯をいただく。

 食後、名残惜しいが荷物をまとめて宿を後にする。お土産を求めて「美山町おもしろ農民倶楽部」さんへとお邪魔して無添加ソーセージを購入する。

 更に町の名物である「ふらいぱん」さんでパンを大量購入。最後にもう一度「道の駅」で買い物をすませたら、さあ日常に帰ろう。

今回は二週にわたって美山町を紹介させていただいた。私の拙い文章では、中々皆さまに美山町の風景が伝わりにくいと思いますので、別稿にて写真を掲載させていただこう。

 未熟な写真を凌ぐ美山の素晴らしさを感じてもらい、かつ、いつの
日か足を運んでいただけたら私にとってこれ以上ない幸せである(尚、地鶏を潰す現場を見学出来なかった旨を付記しておきます)。


Anthony's CAFE ANNEX で、Naoさんが撮影した画像を堪能するっ!



投稿者: Nao


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utrillo

高校時代ニワトリの解剖やりましたv-40
[ 2007/08/29 10:44 ] [ 編集 ]

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