マーガリンの小袋

20年ほど前、 母が死ぬ少し前、数ヶ月間の入院時期があった。


 その間は週に2回くらい高校の帰りに病院に寄っていた。

 その時、何故か?母は僕にマーガリンだのジャムだのの小袋(たぶん、食事の時にパンとかが出てたと思う)を貯めておいてくれていたのだった。

 理由はわからなかったけれど、どうしても母は僕に使ってくれと言っていた。

 僕がそんなものを欲しがるハズなんかないのに。
 

 今思えば、かなり、呆けていたのだろうか?

 

 今も、マーガリンの小袋を見ると、母を思い出す。







投稿者: Anthony


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