秘境 桧枝岐村  1 (福島県 檜枝岐村)

20数年ぶりに訪れた、2000メートル級の山々にすっぽりと囲まれている桧枝岐村(ひのえまた むら)


 尾瀬や百名山2座を抱え、平家の落人伝説と歌舞伎とソバと温泉で、全国的にも有名な観光の村。

 
「双(ならび)なき幽僻の地なり。この村深山の奥に住し、高山四方にそば立ち朝夕日光を隠し寒気烈しく雪早く降れり、土地広けれど背薄にして大麦だに熟せず。ただ蕎麦を植えて食料の糧とす。」(陸奥国会津郡風土記)





国道沿いにある六地蔵尊

国道沿いにある六地蔵尊

 
 「あわれさに 旅衣の袖もぬれにけり 桧枝岐なる稚児の像を見て」
 
 
 これは、作家である川上喜久子さんが、昭和24年、この地を訪れた際に詠まれた歌です。

 このお地蔵さん、良く見ると微笑んでいます。この微笑が、ますます哀れさを誘うのでしょう。


 「ここ桧枝岐村は、耕地も少なく、水田もなく、凶作は当たり前で、多くの子供が間引きされました。この六体のお地蔵さんは、間引きされた子供達の霊を慰むるために建てられたものです」(六地蔵由来)





桧枝岐村一帯に展開する蕎麦畑(早生種)

桧枝岐村一帯に展開する蕎麦畑(早生種)


 「大麦だに熟せず。ただ蕎麦を植えて食料の糧とす」

 可憐な白い花が印象的です。


 桧枝岐の十割そばを食べてきましたが、山形そば街道の十割そばよりコシがなく、やわらかく、食べやすく、旨かったですねー。。。。




 → 尾瀬桧枝岐温泉観光案内所(福島県檜枝岐村役場) HP



 *この記事の取材及び写真撮影は、東日本大震災よりも以前に行われました。







投稿者: 霧島


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懐かしいノスタルジーな写真だべ!

 同じ福島県の会津地方でも、会津若松と桧枝岐村は100km以上離れている。
霧島さんも福島県に入ってからやけに遠かったべ??
日本の原風景って感じでいいっすね。。

ところで、
>山形そば街道の十割そばよりコシがなく、やわらかく、食べやすく、旨かったですねー。。。。

って皮肉ですか?・・やっぱりそば(と女)はコシが無ければ、駄目だと思うのですが・・。
[ 2011/08/10 21:55 ] [ 編集 ]

うーーーむ、
八つ墓村の横溝の世界っぽいですね

福島か嗚呼
[ 2011/08/11 01:01 ] [ 編集 ]

まいどです

いわゆる「田舎そば」といわれる、太くて、固くて、
もそもそ系は苦手だべ。

信州の霧下そば、戸隠そばのような細くて歯ごたえの
ないそばが好きだな!

信州上田市の「真田そば」というのも食ってきたけど、
これも山形の田舎そば系で太くて、固くて、もそもそ系だったべ!
はっきり言ってうまくなかった。
「刀屋」というけっこう有名なそば屋で
店はかなり繁盛していた。好きな人は好きなんだろうなー。。。(爆)

「刀屋」はこちら! でも、あまりお奨めできないべ!(爆)

http://www5a.biglobe.ne.jp/~yoriki/gensensobaya.htm#katanaya
[ 2011/08/12 07:27 ] [ 編集 ]

桧枝岐の言葉は、

周りの会津や上州沼田あたりの言葉とまったく違っていて
ほとんど東北なまりがないとのこと。
オレは、そば屋のおやじとしか話したこのがないので
はっきりしたことは、分かりませんが・・・(爆)

こんなところから「平家の落人伝説」が生まれたのでしょう!
[ 2011/08/12 07:46 ] [ 編集 ]

はじめまして、時々みてますよ

記事の取材は震災前なのですよね。
先日行ってきました。私は初めての来訪です。
震災の影響はあまりなかったのか、綺麗で素敵な村でしたよ。ご安堵ください。
おいしいお蕎麦も食べました。
こしがないというより、なめらかで、たおやかなお蕎麦だと思います。
本当においしい。山菜料理もバリエーションが多くて、創意と工夫があります。
かわいい六地蔵にも会いました。年に3回開催するという村民による歌舞伎の準備をしていました。
とても知的な感じのする村です。人口1000人を超えたことのない小さな村なのに
長らくそばが主食だった貧しい土壌の土地柄なのに、
年3回の歌舞伎とか尾瀬沼の山小屋開発とか村発信の出版物の多さとか。
昔から知られざる賢人文化人がきっとたくさんいたのだろうな、と感じました。
かっこいいです。また行きたいなと思います。
平野さん姓が多いです。「平」…落人…たぶん…
[ 2011/08/17 08:41 ] [ 編集 ]

どうもです。

そうですか、よかったです。

桧枝岐村 村民の9割以上は、なぜか平野さんと星さんですね。。。。

桧枝岐村を初めて訪れて、まずびっくりするのは、
お墓が国道の直ぐそば、家と家の間、家の敷地内にあることです。
さらに、そのお墓には、古いお地蔵さんがたくさんあったことです。
直感的に、間引きされた乳児がかなり多かったのだろうと、思いましたね。
やれやれです。(爆)

26~27年年前、初めて桧枝岐村に行った時、なんか、異様な感じがしましたね。
[ 2011/08/17 20:59 ] [ 編集 ]

もう一つの名字

>桧枝岐村 村民の9割以上は、
平野さんと星さんと、もう一種、橘さんです。

てっきり事故後に会津にいらっしゃったのかと思いましたが、震災前の写真ですかあ?

私は山形の板そばのような、黒くて腰のあるそば・・いわゆる『田舎そば』・・のほうがずっと好きです。

余談ですが・・・
桧枝岐の道端の側溝はきれいな水が流れているのに、雪融け水で冷た過ぎて勢いが良過ぎるせいか、魚を全然見掛けないのが淋しい。
[ 2011/08/17 22:01 ] [ 編集 ]

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