ぐっちゃん と串カツ屋で酔っ払うロン毛編集長よかった~~ ぐっちゃんが、生きていてよかった~~
当ブログへの寄稿だけではなく、役者として脚本家として、そして造形作家として活動しているぐっちゃんと連絡がとれなくなって半年以上が経った。
ぐっちゃんは以前、脳梗塞で倒れたこともあり、体格もここ数年で巨大化(笑)いや、肥満化...してきているので、健康面でとても心配していた。
そのうえ、彼女さんが行方不明で一人暮らし。住んでいるアパートでは、ここ数年間で独居老人が2人も変死体で発見されている。
そして一昨年、副編集長のNaoさんが自宅で遺体となって発見されたのが、ちょうど、この季節。
ぐっちゃんの知人友人に聞いても、ぐっちゃんと連絡がとれている人間が誰一人としていない。
妙な胸騒ぎがして、どうしてもぐっちゃんの所在、安否が気にかかる。
というわけで、ウチの彼女を伴ってぐっちゃんのアパートを訪問しました。
夕方近くにぐっちゃんの部屋の前、引き戸の隙間から蛍光灯の光がが洩れる。TVのバラエティ番組のタレントの声がかなりのヴォリュームで聞こえてくる。
「ぐっちゃんは、いるのだ。」
そう思って、戸を何度も叩いてぐっちゃんを呼んだ。
でも、返事がない。 ただのしかばねだ。 ってことはないのか??
戸の隙間から部屋の内部を見ると、誰かがいる気配はあるのだが、、、
そのうえ、妙に生臭い匂いが、、、
ああ、手遅れだったのだろうか?
それとも、鬱状態で他人と接触するのが嫌で、引きこもっているのか?
いくら声をかけても返事が無いので、半ば諦めながらも駅に向かって帰宅した。
が、どうしても気持ちが落ち着かないので、夜になってから再びぐっちゃんの家に行った。
そうしたら、ぐっちゃんが部屋からのそのそと出てきた。
部屋の中はゴミだらけ、いやゴミそのもの。数十個もゴミ袋が積み上げられていた。
あの生臭い匂いは、コレか?
いや、違う、、、 部屋の中には水槽があり、そこには亀がいた。
いや、コレとも違う。
匂いの元は、ぐっちゃんだった。。。
涼しくなったとはいえ、何日間も風呂に入っていないらしい。。。
というわけで、ぐっちゃんは延滞している家賃を支払うために昼も夜も、風呂にも入る暇もなく、ゴミを捨てる暇もなく働いているのだった。
その体格からして、食事は充分に摂っているみたいなので安心しました。
ぐっちゃんの携帯電話もPC回線も全てアウトになってしまったので、ぐっちゃんとはなかなか連絡が取れませんが、ぐっちゃんは元気です。
ぐっちゃんとの旧交を温めるため、串カツの店で一杯やっていきました。
来年の春頃にはぐっちゃんは復活できそうだそうです。
よかった、よかった。
投稿者: Anthony
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