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決闘前夜 後編(短編小説)

 真夜中。すっかり伝九郎は寝ついている。


 ここ数日の睡眠不足に、稽古の疲れと神経性の疲労が重なり、ほとんど失神の形で睡眠に陥ったらしい。
 
 だが、その眠りは新たな苦しみの種を育てる土壌でもあった。今、伝九郎は夢を見ている。真剣試合の夢を。

 モノトーンの楯神兵庫が薄笑いを浮かべていた。時々、しゃれこうべのイメージがダブる。鞭のようにしなやかな細身の身体が、灰色に塗り潰された空間にピタリと静止した。

 さながら、宙に浮かぶレリーフだ・・・











投稿者:クロノイチ


 伝九郎は完全に雰囲気に呑まれていた。思い切った近い間合いが取れない。やはり真剣試合は勝手が違った。まず、身体のあらゆる部位が有効な攻撃の対象となる。さらに、ほんの僅か刃が掠っただけでも、場所によっては致命傷と化す。覚悟はできているつもりだったのに、いざ実戦となるとどうしても恐怖が先に立ってしまう。
 竹刀勝負での勇ましさ、技の冴えはどこへやら、である。へっぴり腰で浅く踏み込み、上体を延ばして腕の振りのみで攻撃する──それで精一杯だ。無様だった。攻撃後はさっと後退し、ひたすら亀のように防御に専念する。
 それに対し、相手は実に落ち着き払っていた。青眼に構え、伝九郎を悠然と見下ろす。そして、伝九郎の攻撃を七回、事もなげにかわすと、しわがれ声で一言、呟いた。
「死ね……」
 刹那、楯神兵庫が一気に攻勢に転じる。一歩大きく踏み込み、沈むような低い態勢を取ると同時に、下から斜め上へ疾風の速さで斬り上げた。霞斬りである。伝九郎は後ろに跳び下がり、辛うじて避けた。が、それを狙いすまして、第二撃が襲いくる。大上段からの真っ向斬り下ろしだった。
(あっ!)
 棒立ちになった伝九郎の頭上に、冷たい光を帯びた白刃が迫る。
 伝九郎はガバッと布団を撥ねのけた。毛穴という毛穴に鳥肌が立っている。冷汗がとめどもなく流れ出た。
 脅えた面持ちで茫然と虚空を見つめる。震えが止まらない。
(あ……あ……あ……)
 早鐘の如き動悸が伝九郎の思考を掻き回した。しばらくして、針の付いた暗い感情が凄まじい勢いで心を満たし始める。
 伝九郎はおもむろに枕元の太刀を掴み取り、一直線に台所へ走った。水瓶の水を勺で数杯、立て続けに飲み干す。最後の一杯で口を濯いだ後、裸足で庭へ駆け出していった。
 雨上がりの庭は、淡く冷たい月光の中、しんと静まり返っている。
「エイヤーッ!」
 伝九郎の気合が轟いた。血走った眼で、荒々しく剣を抜き放つ。髪を振り乱し、狂ったように空間に斬りつけた。極大にまで膨れ上がった不安と恐怖に押し潰されまいとして、必死に闘う。
 夢とはいえ、試合の相手に負けてしまったのは、とてつもない痛手だった。悪夢の強烈な印象は些細なきっかけで蘇る。現実の試合において、夢と似たシチュエーションが生じるなら、恐らく伝九郎は怯まずにいられないだろう。もしも、相手が霞斬りにくれば、彼は悪夢の幻影が生む偽りの予感に惑わされ、反射的に頭上の防御を考えるはずだ。そこに一瞬の迷いが生じる。達人同士の試合では命取りといっていい。
 しかし、それを理解していても、伝九郎にはどうすることもできないのである。いざ試合となれば、瞬間瞬間の対応に追われ、冷静な状況判断は不可能に近い。また、強敵と相対しては、頭の中で取るべき動きを逐一考えること自体、遅れをとる原因となる。
 要するに、自分にとって一層不利な状況へと、勝手に落ち込んでしまったわけだ。
 もっとも、今の伝九郎には何もわかっていなかった。がむしゃらに剣を振り回しているだけである。心に湧き起こった分厚い黒雲を吹き払おうと、もう無我夢中だった。明朝の体力のことを考える余裕など勿論ない。
 
 夜明けが近づきつつある。
 伝九郎は縁側に座り、まだ白む気配のない空をぼおっと見つめていた。心身共に、憔悴しきっている。極度の疲労が不安も恐怖も一遍に呑み込んでしまった。といって、澄み切った心境になったわけでもない。熱病に浮かされている時の感覚に近いものがある。
 どこかで猫の鳴き声がした。
 伝九郎の視線が声のした方角へ動く。何もいない。鳴き声は塀の外からだった。視線が足元の地面に落ちる。
(試合……)
 唐突に伝九郎は立ち上がった。足を重そうに引きずり、よろよろと歩き出す。彼は混濁した意識で、なおも試合に向かおうとしていた。責任感や使命感の強さがそうさせるのではない。彼の頭にあるのは、脳にこびりついた「試合」という単語のみだった。それが強迫観念と化して、ごく単純に彼を衝き動かしているのだ。
 自室に戻った伝九郎は、明かりを灯し、のろのろと着物を着替え始めた。たかが袴の紐を結ぶのにも、随分と手間取る有り様である。手を動かしているうちに、少しは思考力も戻ってきたが、まだまだ頭の中には深い霧が立ち込めていた。
(おや……)
 何か忘れ物をしている感じがする。部屋の中を見回した。文机の上の硯箱が不思議と気に掛かる。二呼吸の間じっと見つめていて、はたと得心が行った。遺言を書かねばならなかったのである。
 何だか他人事のようだった。墨をすりながら文面を考える。全然実感が湧いてこない。〔試合に敗れし事、真に無念也。されど我が敗北は自在流の敗北に非ず。一重に我の未熟に因るもの也。未だ我、自在流の剣理の極に到達する事を得ず。心得るべし、剣の道は甚だ深遠にして険し、と。我が死の事、嘆くべからず。師去れども師の剣理在り。我に代わりて、窮むる者の現れん事を願う。今後、道場の事は師範代、田中次郎左衛門に一任す。皆、彼を助け、彼に従うべし〕
 サラサラと筆を走らせる。妻に宛てた文章も何ら感慨を覚えることなく書けた。書いていて、こんなものかなと思う。代筆している気分である。一切が夢の中の出来事のように思われ、自分の死さえも遠い世界の幻影みたいに感じられた。
(あれ、俺は死ぬのかな。まあ、いいか……)
 すうっと意識が抜けていく。書き終えた途端、集中力がぷっつり切れた。既に伝九郎には睡魔と戦う気力も意志もない。たちまち朦朧となる。だが、その時、悪夢の断片がパッと脳裏に広がった。眼前に迫る白刃のイメージが。
「わっ!」
 伝九郎は跳ね起き、頭を抱えてうずくまった。一瞬にして意識が覚醒している。
(そうだった。これを恐れて俺は……)
 何のために朝まで眠らずにきたかを思い出した。後悔が身体を突き抜ける。胃液が乾ききった口の中に上がってきた。身体の震えが止まらない。
 蒼白な顔で台所に向かう。井戸から冷たい水を汲んで、顔を洗った。眠気だけでも払いたかったが、それもうまく行かない。体調は最悪だった。疲労と眠気とボロボロの精神状態によるトリプルパンチをもろに食らっている。
(自分に敗れたか……)
 絶対に試合に勝てないと悟っての感慨だ。苦渋に満ちた表情である。処刑を待つ罪人の心境がわかった気がした。
 涙が溢れてくる。諦念の境地とは縁がなかった。絶望的な現状を深く認識すればするほど、感情は荒れ、無性に悲しくなる。
(どうして、こうなった? 俺が自在流を開いたのは、成功して幸せを得るためだ。これまでの苦労や努力も、皆、後の幸福に繋がると思えばこそ。その結果がこれか?)
「くそったれめ!」
 大声でわめきながら、世の理不尽さを呪い、運命を呪った。
(こんなことなら、さっさと逃げておけば……)
 しみじみとそう感じた時、小十郎の甲高い大声と門を叩く音が耳に響いた。
「先生っ! お迎えに上がりました。先生っ!」
 瞬間、身が竦む。まさしく死神の誘いだった。もう出奔も許されない。
「わかった。今行く」
 怒鳴るように返事し、一旦、自室に戻る。
 伝九郎は身支度を済ませ、屋敷の外に姿を現した。門の前に小十郎と久蔵が横に並んでいる。久蔵はどこかそわそわしており、小十郎は明らかに浮き浮きしていた。
 東の空は少し白みかけた程度である。試合場となる草原は、ここからは目と鼻の先だ。今からゆっくり出掛けても、楽々と日の出には間に合うだろう。
「さあ、行こうか」
 伝九郎は穏やかに言うと、先に歩き始めた。目の下に薄い隈ができているものの、その他は何とか普段通りの矢島伝九郎である。この段になって、どうして表面を取り繕ろっていられるのか、彼にもわからなかった。気力とか意地とかの問題ではない。まるで、表向きの矢島伝九郎に本音の自分の方が操られている感じである。
 周囲の人々の期待と希望に応えるため、伝九郎は自らを偽ってきた。己の目的を果たすべく、彼自身の意志で始めたことである。ところが、それは日常生活のパターンの中で、いつしか習慣化されてしまった。己の意志を素通りして、周囲の状況に表の自分が勝手に反応するようになっていたのだ。
「ちょっと顔色が悪いですね、先生」
 小十郎が後ろから話し掛けてくる。顔を合わせた一瞬にそう感じたらしい。
(ええと、こういう時は……。ええい、糞餓鬼の分際で話し掛けるなっ!)
 頭が思うように働いてくれなかった。
「妻の父が危篤なのだ。それが気掛かりでな」
「へえ。間が悪いですね」
「馬鹿。そんな言い方があるか」
 久蔵が小十郎を叱った。久蔵は伝九郎に気を遣う余り、かなりびくびくしている。その様子が却って伝九郎の神経に障った。
(鬱陶しい奴らめ。──畜生、胸がむかむかしやがる。喉がカラカラだ)
 心の中は荒れ狂っている。怒っていた方が、まだ気が紛れた。自動で踏み出す足に引きずられ、伝九郎は草原へ続く道を進んだ。いつもの散歩道が灰色に見えた。

 湿った黒い土が剥き出しになっている。そこは、もはや草原ではなかった。名もなき狭い草原は大部分が丁寧に除草され、単なる広場と化している。
 役者は早くも揃っていた。広場の中央奥には羽織袴でゆったりと腰掛けに座る老人の姿がある。立会人の天堂自楽斎(てんどう・じらくさい)だ。水月流・士錬館の道場主である。典型的な三代目で剣の腕は凡庸だが、藩に顔が利き、人望がある男だった。そして、その手前に無想自然流四代目・楯神兵庫が、幽鬼の如くユラリと立っている。
 伝九郎は二人に一礼し、黒い土の地帯に足を踏み入れた。久蔵と小十郎は草のある一帯に残る。向かいの森の手前には、無想自然流の門人が二人が立っていて、供の者同士睨み合った。
 森の中では見物人らしき人影がうようよと蠢いている。二大道場の決戦を一目見ようと集まってきた者は、森の木の数ほどもいた。
「揃われましたな。では、申し合せ通り、日の出と同時に試合を始めまする。しばしお待ちくだされ」
 太めで貫祿充分の自楽斎が、不思議な愛嬌のある声で言う。
 伝九郎は悠然と楯神兵庫に視線を向けた。この程度のことを相応しくやり遂げるのにさえ、全力での精神集中が必要になっている。現在の彼の意識は、八分の三が眠り、半分が興奮していて、残る八分の一で思考を行うといった調子だった。今は恐怖を感じる暇もない。
 楯神兵庫の身体は小刻みに震えていた。伝九郎の目にも映ってはいるものの、何の判断にも繋がらない。いつもの伝九郎ならば、相手が緊張していると即座に断定するところである。普段の楯神兵庫には小心者の一面があったからだ。
 しかし、相手が緊張していようといまいと、どのみち試合の大勢に関わるものではなかった。相手は、一旦、剣を握るや、突如として剣鬼へと豹変する男である。驚異的な集中力の持ち主なのだ。
 静寂が辺りを押し包む。日の出直前、二人の剣士は三間の間合いを保って対峙した。互いに視線は相手の顔を外している。
 遂に太陽が山の端から輝きを覗かせた。
「始めて下さい」
 自楽斎の声が響く。
 伝九郎と楯神兵庫は同時に剣を抜き、中段に構えた。
 試合に入ると身体は自然に動く。その辺は腐っても剣の達人である。それまで行動を司ってきた表の伝九郎は消え、おぼろげながら自分の意識が戻ってきた。
 己の剣の延長線上に相手の顔が見える。いきなり度胆を抜かれた。眉間に深い縦皺を寄せ、死人の如く青ざめた顔に苦悶にも似た表情を浮かべる、本物の幽鬼が目の前にいたのである。
 これほどまでの凄まじい形相は、伝九郎もかつて見たことがなかった。眠っていた恐怖心が一遍に蘇る。相手の剣の切っ先が恐ろしい圧迫感を伴って、眼前に迫ってきた。
 緩やかに間合いが詰まる。切っ先が触れ合う寸前、両者の動きが止まった。冷たい朝の風が緊張の張り詰めた空間を吹き抜ける。
 その時、楯神兵庫の柄を握る腕から、すっと力が抜けた。訝しむ間もなく、切っ先を細かく上下に揺らし始める。無想自然流にはない構えだった。
(何!)
 危険を感じて、後ろに下がろうとする。焦れったいほどに足が動かない。楯神兵庫は恐ろしい表情のまま陽炎の如くユラユラと立っている。伝九郎の動きを見極めんとしているのであろうか。
 対峙は延々と続いた。一度も打ち合うことなく、じっと睨み合っている。太陽はあらかた昇りきった。両者の首筋に汗が滲む。
 伝九郎は疲弊しきっていた。ふらふらと前に出ていきたくなる衝動を抑えるのも、もはや限界だ。一瞬、頭が貧血を起こし、剣先が下に向く。
 その刹那である。楯神兵庫の身体が大きく左右に揺れ始め、剣の上下動がますます激しくなった。
(来た!)
 とっさに身体が反応する。左に回り込み、相手が打ってくる前に小手を打とうとした。牽制の攻撃だ。──だが、足も腕も皆、鉄枷を嵌められでもしたかのように、のろのろとしか動かない。身体の切れが呆れるくらい悪いのだ。余人には電光石火の早業と見えようとも、達人にとってはスローモーションに等しい。
 相手が片膝を突き、身体を沈めた。予期しなかった動きに、小手打ちが空を切る。
(霞斬り?)
 最悪のタイミングで夢の光景が鮮やかに蘇った。足がビクッと竦み、上体がのめる。
(しまった!)
 反応できない。頭の中が真っ白だ。
 次の瞬間。
「ぎゃっ」
 悲鳴が上がり、鮮血が飛び散った。一本の刀が弾け飛び、大地に突き刺さる。
(えっ!)
 わけがわからない。伝九郎は唖然とした。身体が泳いで伸びきった腕に、意外な手応えがあったのだ。
(あれ、生きている?)
「私の負けだ……」
 足元を見ると、右肩から血を流して、楯神兵庫が倒れていた。剣を捨て、左肩を支えて抱き起こす。どうも腑に落ちない。いったい何が起こったのか。
(肩に入った? 俺の剣が?)
「そ、それまで! 勝負あり!」
 今頃になって自楽斎が叫んだ。後ろで小十郎が手を叩いて喜ぶ。
 固唾を飲んで見守っていた野次馬達が、一斉にどよめき始める。
 その時、血相を変えて駆けつけようとした無想自然流の門人達を、楯神兵庫が手で止めた。
「で、んくろう……」
 囁くような声で楯神兵庫が伝九郎を呼ぶ。伝九郎は半ば茫然としながら、楯神兵庫の横にひざまづいた。
「楯神さん、どういうことですか」
 楯神兵庫は土気色の顔で苦しげに呻いた。
「眠れ……なくてな。つい酒を飲み過ぎた。二日酔い……だ。頭痛と眩暈がして……動けなかった。そのうちに……気力が尽きてな……」
(何だと。じゃあ、試合の時のあの妙な動きは……。あの恐ろしい表情も……)
 激しい脱力感があった。腰砕けになりそうな身体を精神力で支える。
(ふらついて倒れ込んだ時、たまたま俺の剣が……)
 徐々に乾いたおかしさが込み上げてくる。伝九郎は表に出すまいと堪えた。
「頼む。弟子には……黙っていてくれ……。こんなことが知れたら……」
 楯神兵庫は虚ろな視線を彷徨わせ、おどおどしていた。こうなってみると、頬のこけた筋張った顔が、いかにも神経質で臆病そうな顔に見えてくる。
 もう一人の己を見ているような気分だった。
「わかっています。さあ、傷の手当てを」
 伝九郎は楯神兵庫に肩を貸し、無想自然流の門人のところへ連れていった。その際、争いの元凶となった小十郎の非礼を詫びておく。遺恨を残さぬようにするためだ。
 自分でも感心するくらいの気配りである。
「やあ、久々に手に汗握る、本物の試合を見ましたぞ」
 自楽斎が上機嫌で伝九郎達の方へやってきた。
(こいつ、何を見てたんだ?)
 内心で自楽斎を見下しつつも、伝九郎は深々と頭を下げる。
「ところで、あの妙な動きはいったい?」
 自楽斎が感じ入った様子で尋ねた。
「自在流奥義、幻朧剣。楯神さんには、ほとんどかわされてしまいましたが。肩を掠ったのは幸いでした。されど、そんなぎりぎりの勝負で、楯神さんを死なせずに済んだのは、本当に嬉しいことです」
 嘘八百がベラベラと出てくる。緊張から解放されれば疲れも眠気も何のそのだ。
(千代との約束も果たせたな……。出来過ぎだ)
 己の強運を実感する。全てがうまく行った。
(しかし……)
 伝九郎は地に眼差しを落とした。
(いつまで俺はこんな綱渡りを続ければいいんだ?)
 いつか自分が建前の自分の中に吸い込まれ、消えてしまうのではないか。ふと、そんな危惧を抱く。何か大事なきっかけを捨ててしまったようで、後味が悪い。
 顔を上げて、東の空を見る。山吹色の日差しが目に滲みた。

                                                完

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[ 2015/04/17 23:00 ] Menu:16 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(0)

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