春 二十八句 (俳句・川柳 )

門前に 習わぬ俳句 詠みつ春

目立屋の 破れ硝子に 梅写る

目立つよに 梅咲く門の 誇らしげ

たらの芽を 揚げてほっこり 切子皿

目白飛ぶ 境内の花 蜜甘く

菜種梅雨 街の灯りに 誘われて

菜種梅雨 人待ち顔に バスが哭く

コンビニで 菜の花買って 彼を待つ

明日葉や ビルの向こうに 朝日さす

楽しきも 辛きも止めず 春の川

花びらを 甲羅につけて 亀泳ぐ

舟遠く 桜の花びら 沈み行く

花寒や 子猫拾いて ミルク買う

花寒に 自転車並べ 暇談義

春雨や 愛・地球博 開幕す

春雨や 亀ドボンと 輪を拡げ

春雨や 訪う人無き 門構え

こきみよき 桜に動じず 爛まんや

夕日落つ 気持ちの向こう 桜咲く

花あれば 贅沢言わぬ スルメ酒

糜爛の日 桜を肴に 飲み干して

花見酒 過去も未来も 捨てている

花見酒 ブルーシート のわけありて

ビルあいの 桜満開 コーヒ飲む

窓拭いて 花の過去聞く 日曜日

駐車場 けだるき桜 はらはらと

散る桜 目ざとい猫の 玩具かな

一葉を 残して春の 特売日












投稿者: 光太郎

(初出:2005/05/09 )

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[ 2015/04/22 23:30 ] Menu:16 Anthony's CAFE 文化部 | TB(0) | CM(1)

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旧ブログでの初回掲載時には、こんなコメントをいただいておりました。

庵祖兄 2005/5/16 1:17

「たらの芽を 揚げてほっこり 切子皿」

 が、一番、好きです。

 日本酒で一杯やりたくなります。


浅葱斑 2005/5/16 9:53

 にゃんはねえ~=^-^=

「花びらを 甲羅につけて 亀泳ぐ」

 これがいいにゃあ~~@v@**

 カメサンw カメサンw カメサンw カメサンw
 
 ゆっくりゆっくり 生きているみたいでwいいにゃん=^0^=**ぽぽ


[ 2015/05/11 00:51 ] [ 編集 ]

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