うちのかみさんが近所のスーパーで、宮城県女川町産の新鮮なホヤを見つけたので買ってきました。 ホヤ は、かみさんの大好物です。もちろん、わたくしも大好きです。
かみさんは、慣れたもので手際よくホヤ殻をさばいて、「ホヤ酢 」にしてくれました。
新鮮な磯の香りが心地良く、いやー、ホヤを食べると初夏を感じます。
ビールが進みます。(笑)
ホヤは鮮度が命です。鮮度が落ちると匂いがきつくなり、まずくなります。
新鮮なホヤを食べると、ヤミツキになりますよ。(笑)
ホヤ酢宮城県は、震災前まで養殖ホヤの生産量が日本一でした。(天然ホヤは岩手県から青森県の北三陸で多く獲れます)
震災で壊滅状態になったのですが、最近はだいぶ回復してきたようです。
天然ホヤも確かに美味いですが、ことホヤに関しては、わたくしは養殖派です。(笑)
ホヤのあの独特な香りは、養殖のほうが上回っている感じがします。
作家の
司馬遼太郎 さんは、
『街道をゆく』 の第三巻
『陸奥のみち、肥薩のみちほか』 で、こう書いています。
「海鞘(ホヤ)が、皿に盛り上げて出てきた。アズキ色の肌をもち、巨大なかさぶたのような感じの海生動物については、天皇の「相模湾産海鞘類図譜」という書物を記憶しているほか、なんの知識もない。おもに牡鹿半島(宮城県の石巻市、女川町)付近で獲れ、奥州の珍味として知られているが、私は動物性食物についての冒険性が皆無で、子供の頃に食った食品の範囲からいまだに一歩も出られずにいる。ですから遠慮します。」
青森県八戸市で出されたホヤでしたから、新鮮な天然ものだったのでしょう。
残念でしたね。
食ったらヤミツキになったのに・・・・・(笑)
投稿者: 霧島
- 関連記事
-

←クリック投票に協力して下さいませっ!